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令和6年度第2回国際基幹教育院FD研修「大阪大学における初年次少人数セミナー型導入科目『学問への扉』の有効性と課題」を開催
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令和6年10月11日、国際基幹教育院において第2回FD研修会を対面・オンラインのハイブリッド形式で開催いたしました。今回のテーマは「大阪大学における初年次少人数セミナー型導入科目『学問への扉』の有効性と課題」です。
現代の科学技術の急速な進展に伴い、社会は主体的に課題解決に立ち向かうことができる人材を求めています。この需要に応えるためには、大学教育において深い教養力の涵養と専門性のさらなる充実という一見相反する課題に取り組む必要があります。「学問への扉」は、大阪大学が1年次を対象に実施する少人数セミナー型の必修科目であり、全学全教員担当制で約250の多様なクラスが展開されています。学生は、異分野融合的な教養教育の出発点として主体的に授業を選択することができます。
今回の研修会では、大阪大学全学教育推進機構教育学習支援部の村上正行教授をお迎えし、この先進的な試みの工夫や直面する問題、今後の課題についてお話を伺いました。参加者にとっては、実践的な知見を得る貴重な機会となり、活発な意見交換が行われました。
今後も国際基幹教育院では、教育の質向上に向けた取り組みを続けてまいります。