考え・価値観を表現する

解説

 スタンダード3が述べているのは、言葉や図表によって思考やアイデアなどの自分の考えを明確にする能力と、さらにそのような思考や表現行為の背後にある自分の感性や感情、価値観、ものの見方などを他者に的確に伝える能力のことである。

 思考やアイデアは、たんに頭に思い浮かべているだけでは明確ではない。日本語や英語などの特定の文法に従って思考やアイデアを言葉にし、さらにそれを論理的に組み立てることで、はじめて明晰な説明や論証になる。さらに、説明や論証は、それを行う人の感性や価値観という、より広い文脈においてのみ、正確に理解される。そもそも思考やアイデアを表現することは、自己の奥にある感性や価値観を何とかして他者に伝えようとすることに他ならないからである。

 スタンダード3は、学士レベルの技能程度において、学生が自分の考えを明確に表現し、その考えの背後にある感情やものの見方を他者に的確に伝えるようになることを意味する。

具体的な科目構成

  • プレゼン・ディベート論(初学者ゼミⅡ)
  • クリティカル・シンキング
  • 価値と情動の認知科学
  • 論理学から見る世界
  • 数学的発想法
  • 芸術と自己表現
  • スポーツ科学

各科目で使用するテキスト(学内者限定)と科目の説明は以下のURLから閲覧してください。

http://ilas.w3.kanazawa-u.ac.jp/students/subject/gs/gs_text/#standard3