株式会社システムサポートと共同開発したゲーミフィケーション教材を出展

ニュース＆トピックス登録日：2025年11月27日

　2025年11月16日、金沢ゴーゴーカレースタジアムで開催されたツエーゲン金沢 vs 栃木SC 戦において、国際基幹教育院 唐島研究室では、株式会社システムサポートと共同開発したゲーミフィケーション教材をブース出展いたしました。

　本教材は、「健康科学」や「実践的健康増進学入門」などの授業で扱われ、生活習慣病予防をテーマとした複合現実（Mixed Reality, MR）を利用したインタラクティブ型学習コンテンツです。糖尿病をはじめとする生活習慣病のリスクや予防行動を、身体的な操作や視覚的体験を通じて直感的に理解できるよう設計されており、学生・教員に加え、協力いただいている医療機関や株式会社システムサポートとの共同を通して開発を進めているプロジェクトです。当日は、子どもから家族連れまで多くの来場者に体験していただき、「遊びながら健康について学べるのが楽しい」、「子どもと一緒に生活習慣を見直すきっかけになる」など、幅広い世代から好評を得ました。特に、若い世代や働く世代に向けた生活習慣病予防の啓発に高い関心が寄せられ、地域の健康リテラシー向上に貢献する貴重な機会となりました。

　また、教材の開発に携わってきた学生たちも当日ブースで来場者と交流し、自ら制作した学習コンテンツへの率直な反応を得ることができました。学生にとっても、社会とつながりながら学びを深める貴重な経験となりました。

　国際基幹教育院では、今後も産学連携を活かし、地域の皆さまに親しみやすい教育教材の開発と実践に取り組んでまいります。