韓国語4色ボールペンディクテーションワークブック(前田真彦著、株式会社HANA)
外国語学習の中で一番学習しにくい分野はと聞かれると、「聞き取り」と答える人は少なくないでしょう。書いてある文字と発音が同じであっても、正しく文字起こしすることはそれほど簡単ではありません。文字と発音が隔離していることの多い韓国語を正しく文字起こし/ディクテーションするためには、文字と発音を結びつける練習が必要になります。しかし、ディクテーション練習をやみくもにやっていても効果はあまりありません。そこで、4色ボールペンを使った学習法が特徴である本教材を紹介します。本学習書は、CDから流れ出る韓国語を聴き、①1回目は黒で書き、②2回目は緑で書き、③3回目は青で、4回目は赤で書き、④分からないところはカタカナでも書いておきます。⑤解答を見て正解がどうかチェックします。⑥聞き取れなかった単語をチェックし意味を確認。記憶に残りやすいように、蛍光ペンなどでチェックしておきます。このように学習すれば、発音に敏感になり、正しいディクテーションができるようになります。中級から上級を目指す皆さんへのイチオシの学習書です。ぜひ、試してみてください。