GS科目テキスト

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*[ ]付きの番号は、自身の入学年度の履修案内の「GS科目」として番号が記載されている者のみが対象です。

1群:1A / 1B / 1C / 1D / 1E / [1F]
2群:2A / 2B / 2C / 2D / 2E / 2F
3群:3B / 3C / [3D] / [3D] / 3E / 3F
4群:4A / 4B / 4C / 4D / 4E / 4F
5群:5A / 5B / [5C] / 5D / 5E / 5F
6群:6A(物理の世界) / 6A(化学の世界) / 6C / 6E(論理学から見る世界) / 6E(数学的発想法)

1A 現代世界への歴史学的アプローチ

注意)令和元年9月24(火)に英語版を掲載しました。

[科目の説明]

現代世界で発生しているさまざまな問題の多くは、そこに至る歴史的な経緯が大きく関係しており、それを正しく把握できなければ、問題も正しく理解できない。したがって、現代世界の理解のためには、世界史の基本的な知識と歴史学的な発想法・分析視角の獲得が必須である。本授業では前提となる知識を再確認しつつ、歴史学的発想法・分析視角を学ぶ。これを通して学生は、自己の置かれた状況を正しく認識し、現代世界を読み解く手段の一つを得ることができるようになる。

1B グローバル時代の政治経済学

注意)平成31年3月18日(月)に英語版を掲載しました。

   平成30年3月18日(日)に掲載しました。

[科目の説明]

グローバル化が不可避的に進行する現代社会において、政治や経済の仕組みも大きく変容しつつある。そうしたなかにあって、学生は具体的な紛争や貧困などの事例に則しながら、いかにして人類の平和や福利を増進していけばいいのかを自ら深く考えるようになる。

1C グローバル時代の社会学

注意)平成30年8月27日(月)に英語版を掲載しました。

[科目の説明]

グローバル化が不可避的に進行する現代社会において、家族、地域社会、学校、職場など、人びとを取りまく社会の仕組みも大きく変容しつつある。そうしたなかにあって、学生は、たとえば国際的な人びとの移動性の高まりが社会に及ぼす影響を具体的事例に則しながら考察し、グローバル化する社会の中で協同しつつ生きていくことの意味を理解できるようになる。

1D ケーススタディによる応用倫理学

[科目の説明]

国家間の対立と市民の基本的権利、宗教的対立と信仰の自由、人口爆発と生む権利など、現代社会の具体的場面で倫理と規範を考察する。

覚えるべき解答があらかじめ存在しているわけではない。「何が根拠となりうるのか」までも問いながら、学生は、道徳的規範とは何かに関する初歩的な理解を得ることができるようになる。

・1E 地球生物圏と人間

注意)平成31年2月13日(水)に英語版を掲載しました。

   平成29年5月1日(月)に掲載しました。

[科目の説明]

地球はその内部、表層から気圏に至るまで常に動的であり、私たちを含む生物は、その変動する地球の上に暮らしている。学生は、本授業を通して、地球の一員としてのヒトの立ち位置を理解するのに必要な、地球・生物の成り立ちや生物と地球環境との関わりについての知識を得るようになる。

2A 哲学(自我論)

注意)平成30年9月26日(水)に英語版を掲載しました。

   平成28年9月12日(月)に更新しました。

 

[科目の説明]

自己とは何であろうか? 自己とは自分を意識する自己意識のことだろうか? どの<私>も持っている<自己>は、すべてみな同じなのか? <自己>がみな同じなら、私と他者の本質的違いはどこにあるのか?

こうした問いを経て、学生は、<自己>の形而上学的、存在論的、認識論的な問いの意味を理解できるようになる。

2B パーソナリティ心理学

注意)平成31年2月7日(木)に更新しました。

   平成30年8月20日(月)に更新しました。また、英語版を掲載しました。

   平成30年3月4日(日)に更新しました。

[科目の説明]

われわれの自己は、心理学的および社会学的な存在である。そこにおいてわれわれは、自己および他者を、それぞれ特定の「性格」を有するものとして認識する。

学生は、「性格」の捉え方として現代の心理学が提唱する<類型論>や <特性論>に触れることを通して、自己という存在の多様性を認識するようになる。

2C グローバル時代の文学

注意)令和6年4月11日 英語版を掲載しました。

   令和6年3月26日 テキストを更新しました。

[科目の説明]

グローバル時代においては、様々な文学体験をすることで、自己を知り、自己を鍛えることが可能となる。学生は、現代の世界文学を通して、世界の様々な人々の心と未来の人類のあり方を理解し、自己変革へと向かうことができるようになる。

2D 健康科学

注意)令和5年3月14日(火)日本語版を更新しました。

   令和2年3月24日(火)英語版を掲載しました。

   令和元年9月9日(月)に更新しました。

   平成28年9月20日(火)に更新しました。

[科目の説明]

われわれを取り巻く環境、生活習慣は健康にとって危険な要素を含んでいる。 健康に生活するためには、これらの危険な要素と対処法を知らねばならない。学生は、健康とその増進のために必要な個人としての取り組みだけでなく、社会全体としての取り組みの重要性についても理解するようになる。

2E 細胞・分子生物学

注意)平成30年10月26日(金)に英語版を更新しました。

   平成30年3月26日(月)に更新しました。

 

[科目の説明]

私たち人間は細胞からできている。その細胞内に存在するタンパク質や核酸などの分子レベルの振る舞いを理解することによって、学生は、それらの分子による細胞の制御メカニズムや細胞の様々な営みについて、基礎的な理解を得るようになる。

・2F エクササイズ&スポーツ  実技

[科目の説明]

心身の鍛錬は自律の基本である。学生は、身体形成の必要性を知り、体力づくりや運動技能習得のための原理・原則を理解し実践することによって、自己を知り自己を鍛えるための能力を高めることができる。

3B クリティカル・シンキング

注意)平成31年3月11日(月)に更新しました。

   平成30年3月16日(金)に掲載しました。

[科目の説明]

日本語は、他の言語と同様に、もちろん十分に論理的である。しかし、その論理性は日本語という文法構造によって具体化されているため、<日本語を用いて>論理的な表現を行うためには、英語やスワヒリ語とは別の規則を知らなければならない。

これらの規則は、クリティカル・シンキングという考え方の基本と、日本語文法の間に存在する。学生は、これらの3つのレベルでの文章評価・文章構成の訓練を通して、論理的な<思考・表現>の能力を高めることができる。

3C 価値と情動の認知科学

印刷するときは,一番下にある統合したものを利用してください。

注意)平成30年6月4日英語版を掲載しました。  

   平成29年3月13日更新しました。

 

[科目の説明]

行動や表現を引き起こすのは、最終的には理性というより、行為者の価値観や態度や情動である。しかもそれらは、往々にして非合理的な要素を多く含み、しかも行為者当人からは隠されている。自己の行動や表現を適切にコントロールし、他者の行動や表現を適切に理解するためには、価値や情動に関する<認知・行動>の仕組みに関する理解が必要となる。学生は、最新の認知科学的な知見から、その理解の端緒を得ることができる。

・3E 芸術と自己表現

[科目の説明]

人間の最も根源的で洗練された自己表現は、絵画、音楽、演劇、舞踏などの芸術であろう。それらは人間の諸能力のシンプルな表出であると同時に、人間存在の繊細で奥深い次元に根ざすものである。芸術においては、鑑賞するにせよ創作するにせよ、自己と表現との愚直な関係が求められるがゆえに、学生は、様々な芸術の実際を体験することによって、自己表現の真摯なあり方を知るようになる。

3F スポーツ科学

注意)平成30年3月27日(火)に掲載しました。

[科目の説明]

本授業では、保健体育の意義や、身体の理(ことわり)と自然・生活様式などとの関係についての理解を深める。学生は、これらの活動を通してコミュニケーション能力を高めることができるようになる。

・4A 地域社会と文化人類学

[科目の説明]

文化相対主義的なものの見方を発展させながら、グローバル化が進む現代社会における開発と環境問題を考える。

4B 日本史・日本文化

注意)平成29年5月31日(水)に表紙と目次を追加しました。

[科目の説明]

現代社会では、人は必ず国家に帰属することが求められ、海外に出ればその帰属した国家を代表する存在として見られがちである。一方、国家の歴史や文化についての一般的言説には誤りが含まれているものもあり、時としてそれは誤解・トラブルの原因となる。本授業では、最先端の学問的成果に基いて日本史・日本文化を学ぶ。日本人学生は自らの帰属する国家をより深く理解し、その内容を正しく情報発信できるようになり、外国人学生は自分たちが留学している国についてより正確に理解できるようになる。

4C 異文化間コミュニケーション

注意)令和6年3月26日 テキストを更新しました。

   令和5年3月14日(火)日本語版を更新しました。

   令和2年3月16日(月)に更新しました。

   平成31年3月20日(水)に更新しました。

   平成30年11月9日(金)に更新しました。

[科目の説明]

グローバル化した社会では,自らの育った文化を知り,その特徴を自覚した上で,自らの特殊性を認め,さらに,自らと異なる文化,人種,民族への理解を深めることが重要である。学生は,偏見・差別をなくし文化的差異を認めることの必要性を認識することによって,他者への深い共感に基づいて異文化を受け入れ,異質な他者と共生する能力を身につけられるようになる。

・4D 異文化体験

[科目の説明]

異文化理解には異文化の実体験が重要である。しかし体験から何かを学ぶには、事前・事後指導や、体験後の発表等も必要である。学生は、本授業において、海外語学研修、海外ボランティア、海外インターンシップ等、異文化環境での短期の生活を体験し、外国語による国際コミュニケーション能力を身につけることができる。

・4E グローバル時代の国際協力

[科目の説明]

グローバル協力(global cooperation)とは、先進国から途上国への援助という限定的な国際援助のみに限らず、個人や企業、NGOを含む民間協力、協調的外交努力も含む、人類の共通善にむけたあらゆる努力として広義に捉えられる。グローバル化はボーダーレス化と捉えられがちだが、「協力」と言う文脈では、必ずしもそうとは限らず、逆に、新たな境界も発生している。より良き世界を作るためには、われわれはどのように境界を超えることができるのだろうか。

4F グローバル社会と地域の課題

注意)平成30年9月26日(水)に英語版(“Australia Dark Tourism Guide”)を掲載しました。

   平成30年3月23日(金)に掲載しました。

 

[科目の説明]

学生はいま学生として、あるいは将来地域社会を担っていく者として、グローバルな視野に立ちつつ、地域の様々な課題に取り組んでいかなければならない。そこで求められるのは地域の課題を的確に見抜く力であり、他者と協力しながらそれに取り組む力である。学生は、事前指導・実践・事後指導を通して、地域の課題を捉え、他者と協調していく能力を身に付けることができる。

5A 科学技術と科学方法論

注意)平成30年3月27日(火)英語クラス用を更新しました。

   平成28年9月27日(火)英語クラス用をアップロードしました。

   平成28年6月3日(金)19時45分頃に更新しました。2段組みになりました。

 

[科目の説明]

人類の未来は、希望も絶望も、科学技術がそのカギを握っている。したがって、科学という「世界の捉え方」、技術という「ものの作り方・使い方」を知らずしては、人類の課題も解決も見えてこない。

学生は、科学や技術がどういう歴史を辿って知識の中心となったのか、また科学の方法論はいかなる特徴をもつのか等を学ぶことによって、科学技術が開く未来の姿を、一定の限界内において、理解できるようになる。

5B 統計学から未来を見る

注意)令和元年5月7日(火)追加掲載(1件)しました。

   平成31年4月22日(月)追加掲載(2件)しました。

   平成31年4月9日(火)改訂(2件)及び掲載(2件)しました。

   平成31年2月5日(火)掲載しました。

[科目の説明]

世界の人口問題とそれに伴う食料や資源、エネルギーの問題、また国内における少子高齢化とそれに伴う医療福祉・教育・労働・経済・産業に関する問題など、私たちを取り巻く現状を数値化して分析し、それに基づいて未来を予測するために、統計学はすべての学問分野において必要とされている。学生は、初等統計の基礎を様々な実例を通して学ぶことによって、統計学的視点からの問題把握ができるようになる。

・5D 環境学とESD

注意)平成31年3月26日(火)に非公開としました。履修学生には授業中に指示があります。

注意)平成30年5月28日(月)に更新しました。

注意)平成30年4月6日(金)に更新しました。

[科目の説明]

環境問題は、一般に、自然科学的側面と社会科学的側面にまたがって生ずる。学生は、その両方を視野に入れながら、わが国における公害問題の発生と克服、環境政策の展開について学ぶとともに、近年の地球環境の危機とグローバル・コミュニティの対応、今後取り組むべき対策などを理解することによって、個人や地域や社会のそれぞれレベルにおいて、持続可能社会に向けた環境への取り組みを行うことができるようになる。

5E 生活と社会保障

注意)令和6年3月26日 テキストを更新しました。

   令和5年3月7日(火)日本語版を更新しました。

   令和2年3月16日(月)に更新しました。

   平成31年3月13日(水)に更新しました。

   平成30年10月5日(金)に英語版を掲載しました。

[科目の説明]

日本を含む世界の少なからぬ国々は今、人口減少、人口分布の地域的偏在、及び高齢化という局面を迎えながら、社会保障の一層の拡充という困難な課題に直面している。学生は、世界・日本・地方という複眼的な視点からこの課題を捉え、初歩的なレベルにおいてではあるが、有効な解決策に向けた議論を展開できるようになる。

・5F 現代社会と人権

[科目の説明]

現代社会は多様な価値観を持つ人々が存在している。この講義では、異なる価値観を持つ「わたしたち」が、お互いの差異や価値観を尊重し、どのように共に生きていくことができるのかを、文化人類学の立場から共に考える。講義を通して、受講生自らが当事者として、多文化共生社会を実現する際の困難と可能性について考えられるようになる。

6Aインテグレーテッド科学(物理の世界)
(令和2年度以前入学者および令和3年度以前入学の保健学類所属者の場合は「1F 物理の世界」)

注意)令和年2月17日(月)に更新しました。(全ファイル)

   平成30年6月29日(金)に英/和版を掲載しました。

   平成29年3月21日(火)に更新しました。

[科目の説明]

自然は私たちを取り巻いて厳に存在しており、その自然界の背後には普遍的な物理法則が存在している。学生は、典型的な物理現象の理解を通して、見かけの相違にとらわれることなく法則の普遍性を捉え、物事の本質を見抜く科学的思考ができるようになる。

6A インテグレーテッド科学(化学の世界)
(令和2年度以前入学者および令和3年度以前入学の保健学類所属者の場合は「1F 化学の世界」)

注意)令和5年3月30日(木)日本語版を更新しました。

[科目の説明]

物質の構成要素となる元素を対象とした化学の世界は、その構造、性質及び反応を究明することで目覚ましい進歩を遂げてきた。では、人類の物質に関する理解はどの様に進歩して、現代化学における物質観につながってきたのか。学生は、化学の世界に関するこうした理解を通して、多種多様な世界観が存在する現代において、客観的かつ科学的な視点で物事を捉えることができるようになる。

6C 情報の科学
(令和2年度以前入学者および令和3年度以前入学の保健学類所属者の場合は「5C 情報の科学」

注意)令和3年9月3日(金)更新しました。

   令和元年8月26日(月)更新しました。

   令和元年6月5日(水)更新しました。

   平成31年3月12日(火)改訂しました。

[科目の説明]

世の中には多くの情報が溢れている。現状を理解し、今後の展望を見極めるためには、情報に踊らされることなく、正しい情報を見極めて、それを収集し発信していくことが必要である。学生は、情報とは何か、情報収集・発信の有効性と危険性、情報のモラル、セキュリティなどを学ぶことによって、情報を制御するために不可欠の知識と能力を習得することができるようになる。

6E 論理学と数学の基礎(論理学から見る世界)
(令和2年度以前入学者および令和3年度以前入学の保健学類所属者の場合は「3D 論理学から見る世界」)

注意)令和4年4月5日(火)16時40分頃に更新しました。

[科目の説明]

学士課程レベルにおいて最も有効にして必要な論理学として、標準的な古典論理のうち、命題論理と第1階の述語論理(量化論理)までを、学生は習得する。それを通して、学生は、妥当な推論とは何か、その妥当性の由来は何か、といった理論的な理解のみならず、妥当な推論を構成し、かつ推論の妥当性をチェックできるようになる。

6E 論理学と数学の基礎(数学的発想法)
(令和2年度以前入学者および令和3年度以前入学の保健学類所属者の場合は「3D 数学的発想法」)

注意)令和3年3月19日(日)21時00分頃に更新しました。

[科目の説明]

数学は多くの学問分野において、その法則を適切に表現するための言葉として用いられ、文系、理系を問わず必要なリテラシーとされている。学生は、数学の基本的技法に加えて応用的方法を学ぶことによって、数学の思考方法を習得し、根拠の確かな判断能力や生活の中で数学を活用する能力を身に付けることができるようになる。