ガリア戦記(カエサル/国原吉之助訳、講談社学術文庫)

1年に1度のラテン語教材紹介に何を選ぶか迷いましたが、敢えて参考書ではなく、カエサルの著作を選びました。ラテン語は現在使用されていない言語ですので学習するためには明確な動機付けが必要です。人によって動機は色々あっていいわけですが、私ならカエサルの『ガリア戦記』を読むことを最終目的にしたいと思います。先ず翻訳で読みカエサルの偉大な精神に触れてください。もしラテン語を勉強したいという気になったら共通教育の授業を受講してください。