音で覚える韓国語の擬声語・擬態語(HANA韓国語教育研究会著、株式会社アルク)

日本語話者にとって韓国語は比較的文法が簡単です。そこで、会話力をつけるには語彙を増やすのが一番ですが、擬声語・擬態語は日本語より数が多くニュアンスも異なるため、学習者にとって最も習得しにくいタイプの語彙と言えます。今回ご紹介する本は、この擬声語・擬態語を耳から聞いて素早く学習できるように工夫した参考書です。使用頻度の高い360の擬声語・擬態語が収録されており、初級から上級までの学習者が活用できます。2枚のCDが付いていて、CD1は「見出し語編」、CD2は「例文編」です。繰り返し聞いて発音すれば、歌う感覚で覚えていけます。1日に12語ずつ暗記していき、30日で360語を暗記するという構成になっています。目標言語の習得のためには、豊富な語彙力が必要です。中でも、擬声語・擬態語を使えるようになると、さらに洗練された表現が可能になります。どうぞ試してみてください。